スリランカ移民局、ネゴンボでビザ違反の外国人77人を一斉摘発
公開日: 2026年6月5日
スリランカの移民当局が、外国人のビザ違反に対する取り締まりを強化している。Daily Mirrorによると、2026年3月20日、スリランカ移民局はネゴンボ市内のゲストハウスで大規模な摘発を実施し、ビザ規則に違反した外国人77人を一斉に拘束した。
インドネシア人76人と中国人1人を摘発
移民局捜査部門の職員は、情報提供を受けてネゴンボのゲストハウスを急襲した。拘束されたのはインドネシア国籍76人と中国国籍1人で、インドネシア人のうち6人は女性だった。移民局高官によれば、全員が2026年初めにスリランカに入国していたという。
拘束者のうち36人はスリランカビザの滞在期限を超過しており、残りの41人はビジネスビザや訪問ビザの条件を悪用していた。ビザの目的外使用は、スリランカのビザ制度における重大な違反行為とされている。
移民局長官の指示で捜査実施
この摘発は、移民局長官のI・チャミンダ・パティラジャ氏の指示により実施された。Daily Mirrorの報道では、捜査・業務担当局長のM・G・V・カリヤワサム氏と捜査チームが現在も取り調べを進めているという。
スリランカのビザ取締り強化の背景
スリランカでは近年、観光客や外国人労働者の受け入れを拡大する一方で、ビザ違反や不法滞在への監視も強化している。今回の摘発は、ネゴンボという観光地での大規模な取り締まりとして注目を集めている。移民局は今後もビザ規則の厳格な運用を継続する方針だ。
関連する動き
スリランカ政府は2026年3月、中東情勢の悪化により航空便が欠航した外国人旅行者に対して、14日間の無料ビザ延長措置を承認している。その一方で、正規の手続きを経ないビザ違反者に対しては厳格な対応を取る姿勢を明確にしている。

